呪術廻戦92話『渋谷事変10(しぶやじへん10)』の、あらすじ・ネタバレ記事となります。
ネタバレOKな人のみ、以下の内容をお読みください。
前回のあらすじ
虎杖の耳元に突如装着された小さな機械は、なんと真人に殺されたメカ丸でした。
メカ丸は、五条悟が封印されたら一時的に生き返れるという「縛り」をしていたのです。
メカ丸は、他の場所にも傀儡(かいらい)を設置しており、今の状況について詳しく説明します。
現在、渋谷には4つの帳(とばり)が降ろされており、虎杖には早急に五条が封印されたことを他の術師に伝達、冥冥(めいめい)には状況に合わせて臨機応変に対応してもらうように要請します。
その頃、夏油は「閉門」を宣言し、ついに五条悟を獄門彊(ごくもんきょう)に封印しました。
しかし、五条は獄門彊の中から術式を駆使し、しばらくその場から獄門彊を動かせないように抵抗して足止めをしたのです。
囚われた五条は、焦りを感じながらも、仲間や学生たちが助けてくれることを期待して待つことにしました。 続きを見る
【呪術廻戦】91話あらすじ・ネタバレ【五条が封印されたことを知る虎杖と冥冥】
呪術廻戦92話のあらすじ・ネタバレ
七海、禪院直毘人(ぜんいんなおびと)、日下部が三班同時突入!
渋谷駅の外では、七海たちが状況を見ながら、呪霊の狙いについて話し合っていました。
渋谷駅にいる人が異様に少ないのは、おそらく真人の手によって作り出された改造人間が非術師を襲い始めているからであると、予測します。
そして、七海の一番の気がかりは「術師を入れない帳(とばり)」でした。
すでに五条が到着して時間が経っているのに、なぜこのタイミングで帳を降ろしたのか、呪霊たちの意図が全く読めません。
しかし、これを計画した呪霊たちは、決して無策で挑むタイプではないのは分かっていたので、七海は、必ずなにか裏があると考えます。
未だに待機命令は出ているものの、やはり突入すべきであると判断した七海、日下部、禪院直毘人(ぜんいんなおびと)は、ついに動き出しました。
七海は、帳を降ろしている敵を探し出し、七海班にいた伏黒恵、猪野琢真(いのたくま)には一般人の保護を任せることにしました。
伊地知(いじち)が倒される!
その頃、伊地知は帳の外から新田と連絡を取り合っていました。
帳の中に入ると、電波が妨害されて連絡を取り合えないため、伊地知を含む補助監督たちは外にいなければなりません。
新田と協力して、補助監督全員で連絡網を確立させようと話していたとき、後ろから重面春太(しげもはるた)が、「えい、えい!えーい!」と、伊地知を刀で何度も刺してきたのです。
伊地知は、突然の強襲に為す術もなく、電話を持ったまま血を流して倒れてしまいます。
重面春太は、「これでいいんでしょ?」と言って振り向くと、そこには裏梅(うらうめ)がいてコクリと頷きます。
裏梅は、このまま帳の外にいる補助監督を狩り続けるよう指示を出すと、重面春太は軽い口調でOKしたのです。
そして、「狩り終えたら帳の中に行く」と言うと、補助監督たちを探しに向かいました。
しばらく五条は動かせないという情報をゲット!
封印を完了したものの、獄門彊は未だに地面にめり込んだままです。
夏油曰く、これは獄門彊が五条悟という情報を処理しきれていないからで、しばらくはこのまま動かせないと判断しました。
夏油たちが獄門彊に集まって様子を眺めていると、なぜか上から視線を感じました。
慌てて振り向くと、そこにはなんとメカ丸の傀儡(かいらい)が天井に設置されていたのです。
真人は急いで破壊しましたが、こちらの情報が呪術師側に漏れてしまったことは明らかでした。
メカ丸は、すぐさま虎杖と連携し、敵の居場所と五条悟が封印されている獄門彊がしばらく動かせないことを報告したのです。
五条が封印されたことを伝える!
五条悟が封印された獄門彊が、まだ動かせないことを知ったメカ丸は、すぐに術師たちで包囲網を作ることを提案しました。
つまり、渋谷駅の地下鉄線の隣駅から術師を向かわせて、「術師を入れない帳」が上がり次第、一気に突入する作戦です。
とはいえ、今は帳の影響で電波が妨害されており、伊地知や他の補助監督とも連絡が取れません。
虎杖はどうやってみんなに伝えようか悩んでいると、パッと閃いたように突然、近くにあった高いビルにめがけて走っていきました。
そして屋上へ着いた途端、虎杖は大きく息を吸い込んで、「ナナミーン!いるー?五条先生が封印されたんだけどー!」と、大声で呼びかけたのです。
虎杖の声は七海だけでなく、近くにいた他の一般人や呪詛師たちにも聞こえ、五条が封印されたことは広く知れ渡りました。
ナナミンと呼ばれていることに戸惑いを隠せない恵たちでしたが、それ以上に事態はかなり切迫していることは明らかです。
そこで七海班は、当初の予定を変更して、虎杖と合流することに決めました。
「もし、封印が本当であれば、この国の人間が全て終わりです。」
七海はそう言うと、急いで行動に移しました。
呪霊たちの作戦とは?
獄門彊を動かせないという情報が漏れてしまい、術師が総力を上げてこちらに向かってくることは明らかでした。
夏油は、獄門彊が五条悟を処理できるまで、ここで待機せざるを得ません。
そこで、夏油は呪霊たちに、「これからどうしたいか自由に選んでいい」と言うと、脹相(ちょうそう)は、「弟の仇である虎杖と釘崎野薔薇を殺し、高専に保管されている他の弟たちを回収する」と、宣言したのです。
しかし、漏瑚(じょうご)は、「他の術師は殺してもいいが、虎杖は宿儺(すくな)の器だから殺すのは良くない」と、脹相の意見に反対します。
すると、真人も虎杖を殺したいと、脹相の意見に賛同してきたのです。
真人は、五条悟さえいなければ、呪霊と術師の力は五分五分だから、今の戦力なら宿儺がいなくても勝てるかもしれないと感じていたのです。
「虎杖殺しちゃお。宿儺なんていなくても俺たちなら勝てるさ。」
真人はそう言って、ニヤリと笑ったところで92話は終了しました。
呪術廻戦92話の登場キャラクター
呪術廻戦92話に登場しているキャラクターは以下の通りです。
92話登場キャラクター
- 冥冥(めいめい)
- 虎杖悠仁(いたどり ゆうじ)
- 究極メカ丸(あるてぃめっと めかまる)
- 伊地知潔高(いじち きよたか)
- 重面春太(しげもはるた)
- 七海建人(ななみ けんと)
- 猪野琢真(いのたくま)
- 伏黒恵(ふしぐろめぐみ)
- 日下部篤也(くさかべ あつや)
- 禪院直毘人(ぜんいん なおびと)
- 真人(まひと)
- 夏油傑(げとうすぐる)
- 五条悟(ごじょうさとる)
- 漏瑚(じょうご)
- 脹相(ちょうそう)
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