呪術廻戦83話『渋谷事変1(しぶやじへん1)』の、あらすじ・ネタバレ記事となります。
ネタバレOKな人のみ、以下の内容をお読みください。
前回のあらすじ

真人の領域展開に閉じ込められた与幸吉は、絶体絶命のピンチに陥りますが、『シン・陰流(かげりゅう)簡易領域(かんいりょういき)』を使って、自身を守るのでした。
術式を装填(そうてん)させ、攻撃する与幸吉。
真人は全身が弾け飛びます。
与幸吉は、雄叫びをあげて喜んでいましたが、次の瞬間、操縦席の装甲(そうこう)が壊されるのでした。
壊したのは真人で、全て計算通りだったのです。
与幸吉は、あと一歩のところで、敗北してしまうのでした。
そして場面は、2018年10月31日の渋谷へと移ります。 続きを見る
【呪術廻戦】82話あらすじ・ネタバレ【与幸吉死亡!】
呪術廻戦83話のあらすじ・ネタバレ
七海班と伊地知

2018年10月31日の19時に、東急百貨店(とうきゅうひゃっかてん)・東急東横店(とうきゅうとうよこてん)を中心に、半径約400mの帳(とばり)が降ろされました。
20時14分頃、東京メトロ渋谷駅の13番出口側(帳外)では、七海班の七海(ななみ)・伏黒(ふしぐろ)・猪野(いの)と補助監督の伊地知(いじち)が一緒にいました。
帳の中では、電波は断たれていて、一般人のみが閉じ込められる帳だと伊地知は七海達に説明します。
「随分(ずいぶん)と面倒なことになっていますね」と言う七海。
七海の隣にいた猪野は、「伏黒、伏黒」と言い、結界術について語るのでした。
内容
- 結界の効力の足し引きに使える条件は基本呪力にまつわるモノ
- ざっくり言うと人間・呪霊・呪物
- 電波妨害などは帳が降りたことによる副次的効果(ふくじてきこうか)
- 帳の結界術式そのものには電波の要否(ようひ)は組み込めない
以上のことを語った猪野に対し、伏黒は「はい、知っています」と答えるのでした。
「先輩風は程々に」と注意する七海は、伊地知に五条の居場所を尋ねるのでした。
禪院班と新田

先程の七海班と同刻、渋谷マークシティのレストランアベニュー入口(帳外)では、禪院班の直毘人(なおびと)・真希(まき)・釘崎(くぎさき)と補助監督の新田(にった)が一緒にいました。
新田は、一般人達が「五条悟を連れてこい」と言っていることを禪院班に伝えます。
「言わされているな」と言う直毘人は、「帳は壊せんのか?」と新田に聞くのでした。
「難航(なんこう)してるッス」と答える新田。
なにせ、帳自体は術師を両側から拒絶しておらず、力技で破壊できないのです。
帳を降ろしている呪詛師(じゅそし)を探した方が早いとなった4人は「じゃあ私らはその手伝いだな?」と聞く真希に「いいえ、皆さんはまだここで待機ッス」と新田は言うのでした。
日下部とパンダ

これも七海班と同刻、JR渋谷駅の新南口(帳外)で、日下部班の日下部(くさかべ)とパンダが喋っていました。
高度な結界術に加え、五条を指名したということで、これは交流会を襲撃した連中と同一犯だと予想する日下部。
そして上の連中たちは、被害を最小限に抑えるため、五条単独での行動と決定したのです。
「被害を最小限って術師の被害のことだよな?」「一般人の被害はおかまいなしか?」と聞くパンダに日下部は「そうつっかかんなよ」「去年の百鬼夜行(ひゃっきやこう)と違ってもう事が起こっちまってる」と言うのでした。
一度、帳の内側に入った日下部は、一般人達がパニック状態にはなっていたが、平和だったとパンダに伝えます。
ですが、日下部はもう中に入るのはごめんだと言うのでした。
「なんでだ?」と聞くパンダに対し、日下部は「おそらく地下に特級呪霊がゴロゴロいるからだ」と答えるのでした。
帳内の一般人達

こちらも七海班と同刻、文化村通りの道玄坂2丁目東(帳内)では、一般人達が「五条悟を連れてこい」と叫んでいました。
パニック状態に陥っている人がたくさんいたのですが、中には冷静さを保てている人もいました。
1人の女が「こういう時冷静じゃない男ってどうよ」と言うと、それを聞いていた男が「オマエら見てなかったのか?」「吸い込まれたんだよ」と言うのでした。
その男いわく、交差点にたくさんいた人間が、栓を抜いた風呂の水のように駅の中に吸い込まれていったのだと言います。
話をしていた2人は、不安のせいで苛立ちが溜まり、悪口がドンドンエスカレートしていくのでした。
五条登場

20時31分頃、五条は道玄坂2丁目東(帳内)に現着します。
そして五条は、20時38分頃、渋谷ヒカリエシンクスの地下1階に到着し、一般人達がたくさん閉じ込められていることを確認します。
「こりゃひどい」と呟く五条。
地下にも外と同じ一般人を閉じ込める帳が降ろされていたのです。
そのせいで、地下にはたくさんの人が密集(みっしゅう)していました。
五条は「ほい失礼」と言いながら、一般人達の頭上を踏み、前に進んでいきます。
「なんとなく狙いは分かったかな」「乗ってやるよ」と言い、五条はさらに地下へと降りていくのでした。
冥冥班と虎杖

場所は変わって20時39分頃、青山霊園(あおやまれいえん)では、冥冥班の冥冥(めいめい)・憂憂(ういうい)・虎杖(いたどり)が一緒にいました。
五条の単独任務に納得ができない虎杖は、「理屈は分かるけどさ、俺達にもできることがあるでしょ」「バックアップとか」と言っていました。
冥冥は「うん、だからそれをしに今から渋谷へ行くんだよ」と返します。
そして冥冥と憂憂が途方もない会話でじゃれあっていると、1本の電話が冥冥に入ります。
その内容は、明治神宮駅前に渋谷と同じ帳が降りたという連絡で、冥冥班の行き先が渋谷から明治神宮駅前に変更するのでした。
「走るよ、ついておいで」と言う冥冥に対し、虎杖は「押忍」と答えるのでした。
五条と漏瑚・花御・脹相が接触

20時40分頃、東京メトロ渋谷駅の地下5階、副都心線(ふくとしんせん)ホームで、五条と特級呪霊の漏瑚(じょうご)・花御(はなみ)・呪胎九相図(じゅたいくそうず)の脹相(ちょうそう)が接触します。
五条はホームに着き、「準備バッチリってわけだ」「これで負けたら言い訳できないよ?」と言うのでした。
漏瑚はその言葉に対し、「貴様こそ、初めての言い訳は考えてきたか?」と言い、睨みつけるのでした。
呪術廻戦83話の登場キャラクター
呪術廻戦83話に登場しているキャラクターは以下の通りです。
83話登場キャラクター
- 伊地知潔高(いちじきよたか)
- 七海建人(ななみけんと)
- 猪野琢真(いのたくま)
- 伏黒恵(ふしぐろめぐみ)
- 新田明(にったあかり)
- 禪院直毘人(ぜんいんなおびと)
- 禪院真希(ぜんいんまき)
- 釘崎野薔薇(くぎさきのばら)
- 日下部篤也(くさかべあつや)
- パンダ
- 五条悟(ごじょうさとる)
- 冥冥(めいめい)
- 憂憂(ういうい)
- 虎杖悠仁(いたどりゆうじ)
- 漏瑚(じょうご)
- 花御(はなみ)
- 脹相(ちょうそう)
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【呪術廻戦】84話あらすじ・ネタバレ【五条VS漏瑚(じょうご)&花御(はなみ)&脹相(ちょうそう)】
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