呪術廻戦76話『玉折(ぎょくせつ)』の、あらすじ・ネタバレ記事となります。
ネタバレOKな人のみ、以下の内容をお読みください。
前回のあらすじ
五条の先制攻撃を受けた甚爾は、冷静に相手の戦力を分析し、問題ないと判断します。
甚爾は鎖状の呪具の先端に天逆鉾を取り付けて攻撃しますが、五条はこれをかわし、無下限術式の秘術である「虚式(きょしき)『茈(むらさき)』」を放ちます。
この術式は順転と反転のそれぞれの無限を衝突させることで生成される、仮想の質量を押し出す技であり、それを受けた甚爾は左半身を失ってしまいます。
観念した甚爾は今際の際、息子の恵を五条に託すのでした。 続きを見る
【呪術廻戦】75話あらすじ・ネタバレ【五条vs甚爾、ついに決着!】
呪術廻戦76話のあらすじ・ネタバレ
天内の遺体を取り戻した五条たちだが…
夏油は、甚爾に受けた傷からは回復したらしく、五条の元へと向かっています。
その道中、甚爾の身体に巻き付いていた呪霊の残骸を見つけ、何かを察したようです。
夏油が何かの施設の扉を開けると、天内(あまない)の遺体を抱えて呆然とする五条と、それを取り囲んで笑顔で拍手をしている、何人もの盤星教(ばんせいきょう)信者がいました。
「遅かったな傑(すぐる) いや早い方か」「都内にいくつ盤星教の施設があるって話だもんな」と話しかける五条。
どうやらそこは、天内の遺体が運び込まれた盤星教の施設だったようです。
ただならぬ雰囲気をかもし出している五条を見て、「何があった…!?」と驚く夏油。
夏油は、自分のケガを心配する五条に、治してもらったから問題ない、と答えましたが、ダランとした天内の遺体を見つめ、「私に問題がなくても仕方ないな」とこぼします。
戻ろう、と言う夏油に対し、「コイツら殺すか? 今の俺なら多分何も感じない」と、天内の死を喜ぶ盤星教信者たちに敵意を向ける五条。
夏油は「意味がない じき解体される」と諭しますが、五条は「意味ね それ本当に必要か?」と遠い目をして答えるのでした。
そして1年後、"最強"に成った五条
場面は1年後、2007年8月に移り、何かを練習中の五条、夏油、家入。
夏油と家入がそれぞれ消しゴムとペンを五条に向かって投げつけると、ペンだけが当たる寸前で止まりました。
五条の術式の説明
- 術式対象の自動選択であり、物体の危険度を選別できる
- これにより、最小限のリソースで無下限呪術をほぼ出しっぱなしにできる
- 自己保管の範疇で反転術式も回し続けるため、脳に負荷はかからない
その他にも、掌印の省略や「赫」と「蒼」の複数同時発動、領域や長距離の瞬間移動も習得しつつある五条は、"最強"に成りました。
五条は任務も全て1人でこなし、家入はもともと危険な任務で外に出ることはないため、必然的に1人になることが増えた夏油。
その夏は忙しく、昨年頻発した災害の影響もあってか、蛆のように呪霊が湧いたようです。
自身の在り方に懊悩(おうのう)する夏油
呪霊を祓い、取り込み続けた夏油は、次第に思い悩むようになっていったようです。
夏油の懊悩
- 「祓う 取り込む その繰り返し」
- 「皆は知らない 呪霊の味」
- 「吐瀉物(としゃぶつ)を処理した 雑巾を丸呑みしている様な」
- 「祓う 取り込む 誰のために?」
笑顔で拍手をする盤星教信者たちの姿を思い出し、「私が見た者は何も珍しくない周知の醜悪(しゅうあく) 知ったうえで私は術師として人々を救う選択をしてきたはずだ ブレるな」と、自分に言い聞かせる夏油。
しかし、最後には信者を思い浮かべ、「猿め…」とつぶやくのでした。
夏油の目の前に現れたのは…
場面は変わり、高専の自販機前のベンチに座り込む夏油に、灰原が話しかけます。
「呪術師やっていけそうか?辛くないか?」と心配する夏油に対し、「自分にできることを精一杯頑張るのは気持ちがいいです」と笑顔で答える灰原。
夏油は驚いた表情を見せると、「そうか そうだな」とつぶやきます。
そこにゴツゴツと足音を立て、「君が夏油君?どんな女が好み(タイプ)かな?」と言って、九十九由基(つくもゆき)が現れたのでした。
呪術廻戦76話の登場キャラクター
呪術廻戦76話に登場しているキャラクターは以下の通りです。
76話登場キャラクター
- 五条悟(ごじょうさとる)
- 夏油傑(げとうすぐる)
- 家入硝子(いえいりしょうこ)
- 天内理子(あまないりこ)
- 灰原雄(はいばらゆう)
- 九十九由基(つくもゆき)
呪術廻戦76話に登場した呪術(術式)
呪術廻戦76話に登場した呪術は以下の通りです。
使用者 | 呪術(術式) |
---|---|
五条悟 | 無下限術式 |
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