呪術廻戦7話『呪胎戴天-弐-(じゅたいたいてん-に-)』の、あらすじ・ネタバレ記事となります。
ネタバレOKな人のみ、以下の内容をお読みください。
前回のあらすじ
高専の補助監督である伊地知から緊急の任務を受けた三人。
建物内の生存者の確認と救出を命じられるが、一言注意されてしまいます。
「絶対に戦わないこと」
建物の中に入った三人は惨い死体を発見します。
名札に書いてあったのは、建物に入る前に見た一人の母親の子供の名前でした。
虎杖はその遺体を持ち帰ろうとしますが、伏黒に止められ険悪な状況。
見かねた釘崎が二人の間に割って入ろうとした時、突如2人の目の前から釘崎が消えてしまいます。
最悪の状況と判断した伏黒は虎杖と目を合わせるが時すでに遅く。
二人の隣には特級呪霊が現れていて、恐怖で体が動かなくなります。
虎杖が無理やり体を動かし攻撃を繰り出しますが、気づけば左手首は地面に落下。
そして、消えた釘崎は暗い部屋で呪霊にかこまれていました。
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【呪術廻戦】6話あらすじ・ネタバレ【特級呪霊に遭遇】
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呪術廻戦7話のあらすじ・ネタバレ
走り出す伏黒
「死ぬなよ虎杖!!釘崎!!」と心の中で思いながら、鵺を出して走り出す伏黒ですが、一方で虎杖は特級呪霊と戦っていました。
少しさかのぼること、特級呪霊に手首を切り落とされた虎杖は手首の止血をしながら、体の中にいる宿儺に、
「俺が死んだらお前も死ぬんだろ。それが嫌なら協力しろよ宿儺」
と話しかけます。しかし宿儺はそれを断ります。
それは虎杖が死んでその中の自分が終わろうと、宿儺の魂はまだ他に18もあるからだというのです。
「それでも代わりたいのなら代わるがいい」という宿儺でしたが、
その時には特級呪霊よりも先に、隣にいる伏黒を、そして釘崎も殺すと脅してきます。
そんなことはさせないと意気込む虎杖でしが、息を飛ばすだけで地面をえぐるほどの呪力を持つ特級呪霊を前に、
「釘崎を連れて領域から逃げろ」と伏黒に言います。
虎杖の考えは伏黒と釘崎が逃げ出すまでの間、特級呪霊を食い止め、二人が領域外に出たら両面宿儺に代わるというものでした。
それを聞いた伏黒は特級相手に片腕の虎杖では時間稼ぎはできないと言い返しますが、
虎杖は特級呪霊が本気でなく遊んでいることを見破り、それくらいの時間稼ぎはできると言い放ちます。
伏黒はそれでも納得しようとしませんでしたが、切実な表情で、
「頼む」
と言う虎杖の顔を見て走りだしたのでした。
虎杖の決死の時間稼ぎ
伏黒を逃がし、時間を稼ぐため特級呪霊と戦う虎杖でしたが改めて実力の差を実感します。
呪力の使い方も知らない虎杖は防戦一方で、相手の攻撃に手を前に突き出し耐えようとしますが、相手の呪力に圧倒され次第に指が削られていきます。
この時、虎杖の心の中で「人を助けろ」と言った祖父の言葉と、自分が感じている痛み、辛さ、宿儺の指を食べてしまった自分への後悔が浮かび、
ここで死んだとしてそれは「正しい死」なのかという疑問を感じてしまいます。
「正しい死」について必死に考えないようにする虎杖でしたが、特級呪霊の攻撃に耐えきれず吹き飛ばされ、
改めて自分はこんなに弱かったのかと実感してしまいます。
捕まった釘崎
真っ暗な部屋で囲まれていた呪霊を倒していた釘崎ですが、ついに愛用のハンマーが壊れ敵に捕らわれてしまいます。
足をつかまれ逆さ釣りにされた釘崎が、
「オマエ、顔覚えたからな。絶対呪ってやる」
と言い放ったその瞬間、釘崎を捕まえていた呪霊は伏黒によって呼び出された蛇に倒されてします。
ピンチだった釘崎を、呼び出したカエルで回収すると、
「カエル苦手なんすけど・・・」という釘崎に「悪かったな!!」と言いながらも、何とか助け出すことに成功したのでした。
虎杖の本音
吹き飛ばされ、自分の強さがうぬぼれだったことに気づいた虎杖は、
「俺は強いと思っていた。死に時を選べる位には強いと思っていたんだ」と言い。
そしておもむろに自分の両手を見て、「でも違った、俺は弱い」とつぶやきます。
立ち上がった虎杖は死ぬのは「嫌だ」と叫びますが、それでも死んでしまうのだと感じた虎杖は、高専学長の夜蛾に言われたある言葉を思い出します。
「呪術師に悔いのない死などない」
この言葉を思い出した虎杖は、ここで力尽きても、「それでもこの死が正しかったといえるように」そう奮い立ち全力で右手に力を込め始めます。
反撃の狼煙
呪いは呪いでしか払えない、そして呪いは人間の負の感情から生まれるということを少し理解した虎杖は、
自らの憎悪も恐怖も後悔もすべてを拳に込め特級呪霊に向けて殴りかかりました。
しかし力の差は埋められず、特級呪霊に簡単に受け止められてします。
特級呪霊は得意げにニッと笑い、虎杖が悔しがったその時、「アオーォォン」と鳴き声が聞こえてきました。
これが伏黒の合図と分かった虎杖はすぐさま宿儺に交代し、
「つくづく忌ま忌ましい小僧だ」
と宿儺は言い放つのでした。
呪術廻戦7話の登場キャラクター
呪術廻戦7話に登場しているキャラクターは以下の通りです。
7話登場キャラクター
- 虎杖悠仁(いたどりゆうじ)
- 伏黒恵(ふしぐろめぐみ)
- 釘崎野薔薇(くぎさきのばら)
- 両面宿儺(りょうめんすくな)
- 特級呪霊(とっきゅうじゅれい)
呪術廻戦7話に登場した呪術(術式)
呪術廻戦7話に登場した呪術は以下の通りです。
使用者 | 呪術(術式) |
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伏黒恵 | 鵺 |