呪術廻戦6話『呪胎戴天(じゅたいたいてん)』の、あらすじ・ネタバレ記事となります。
ネタバレOKな人のみ、以下の内容をお読みください。
前回のあらすじ
五条に六本木の廃ビルまで連れてこられた高専1年たち。
彼は実地試験として、さっそく新入りの虎杖と釘崎の二人に呪霊を祓うよう命じます。
都会の呪霊相手に善戦する釘崎でしたが、ビルに忍び込んでしまった子どもを人質にとられ、知性を持った呪霊に苦戦します。
釘崎が諦め屈したところに、虎杖が助けに入って、呪霊から子どもを解放します。
二人を前に呪霊は逃げ出そうとしますが、釘崎はすかさず芻霊呪法「共鳴り」によって呪霊を祓うことに成功するのでした。
こうして打ち解け始めた彼らの雰囲気とは裏腹に、彼らの不穏な未来を仄めかすような報告書。
そこにはなんと、「緊急事態のため高専一年生3名が派遣され 内1名 死亡」と書かれていました。 続きを見る
【呪術廻戦】5話あらすじ・ネタバレ【釘崎の腕試し】
呪術廻戦6話のあらすじ・ネタバレ
三人での任務
虎杖、伏黒、釘崎の三人は呪術高専の補助監督『伊地知潔高(いじちきよたか)』から任務の説明を受けます。
「窓(術師ではないが呪いを視認できる高専関係者)」から、「受刑在院者第二宿舎」にて呪胎の存在が確認されたとのことです。
伊地知の説明
- 3時間ほど前に呪胎を確認
- 避難誘導が9割済んだ時点で現場判断で施設は封鎖
- 現在も5名の在院者が取り残されている
- 呪胎が変態を遂げるタイプの場合、特級呪霊になると予想される
「特級」がどの程度強いのかまだ把握できていない虎杖に、伊地知は説明を補足します。
ランク | 強さ |
---|---|
特級 | クラスター弾での絨毯爆撃でトントン |
1級(準1級) | 戦車でも心細い |
2級(準2級) | 散弾銃でギリ |
3級 | 拳銃があればまあ安心 |
4級 | 木製バットで余裕 |
本来であれば呪霊と同等級の術師が任務に当たるべきですが、五条はあいにく出張中とのこと。
人手不足のため手に余る任務を請け負うこと自体は珍しくないものの、そうは言っても今回は緊急事態かつ異常事態であり、伊地知は、
「もし特級と会敵しても、絶対に戦わないこと」
と三人に強く注意喚起します。
あくまで今回の三人の任務は「生存者の確認」と「救出」だと言うのです。
保護者の悲痛
今回封鎖された施設は少年院であるため、面会に来ていた保護者がいました。
「正は、息子は大丈夫なんでしょうか」と必死に尋ねるものの、真実を話すわけにもいかない高専関係者は「何者かよって施設内に毒物が捲かれた可能性があり、現時点でこれ以上のことは言えない」と説明します。
息子の安否を気にかける母親を目にした虎杖は、何としてでも助けなければならないと決意するのでした。
少年院の中へ
伊地知は「帳(外から姿を隠す結界)」を下ろし、虎杖たちを見送ります。
伏黒は「玉犬」という術式で真っ白な犬を呼び出します。
呪いが近づいたらその存在を教えてくれるそうです。
扉を開けるとその中は二階建ての外観からは想像もできない、まったくの異界が広がっていました。
異様な光景を呑み込めずにいる虎杖と釘崎の二人でしたが、伏黒はひとり、これが呪力による生得領域の展開だと気づきます。
伏黒は入ってきた扉がどうなったのか確認しようと後ろを振り向きますが、そこに扉はありません。
もう戻れないのかと思いきや、伏黒の玉犬はちゃんと出入口の匂いを覚えているから問題ないとのこと。
ひとまず安心した彼らは奥へ進みます。
犠牲者をめぐって
彼らの目に飛び込んできたのは無惨に変わり果てた在院者たちの姿でした。
もはや原形をとどめておらず、伏黒も「3人でいいんだよな」と確認するほどの惨状です。
かろうじて損傷の激しくない上半身のみの遺体を虎杖が確認すると、「岡崎正」と書かれた名札がついていました。
面会に来ていた保護者の息子だと気づいた虎杖は、遺体を持って帰ろうとしますが、伏黒に「あと2人の生存を確認しなきゃならん、その遺体は置いていけ」と制止されます。
納得しない虎杖を、伏黒はさらに、
「ただでさえ助ける気のない人間を死体になってまで救う気は俺にはない」
と足蹴にします。
事前に開示された情報によると、岡崎正は無免許運転で下校中の女児をはねており、しかもそれは二度目とのこと。
大勢の人間を助けて正しい死へ導こうとする虎杖に、「自分の助けた人間が将来人を殺したらどうするのか」と問い詰めます。
「じゃあなんで俺は助けたんだよ」と問い返す虎杖。
仲間割れを始める二人に「いい加減にしろ」と釘崎が割って入ろうとしますが、突如として彼女は地面にすっと呑み込まれてしまいます。
「呪霊が近づいてきたら知らせてくれるはずだったのでは?」と伏黒は玉犬の様子を確認しますが、すでに壁に埋め込まれ、沈黙させられていました。
事態の深刻さを察知した伏黒は虎杖に、急いでこの場を撤退するよう呼びかけます。
特級呪霊との遭遇
撤退しようとした矢先、虎杖と伏黒の真横に、音もなく特級呪霊が現れました。
この一瞬で威圧され、二人はまったく動けずにいましたが、まずは虎杖が特級呪霊に攻撃しようとします。
しかし次の瞬間には、目にも止まらない呪霊の反撃を受け、虎杖の左手首が地面に転がっていました。
他方で釘崎は真っ暗で何も見えない別の空間に飛ばされ、単身で無数の呪いと戦わなければならず、一行は窮地に立たされてしまいました。
呪術廻戦6話の登場キャラクター
呪術廻戦6話に登場しているキャラクターは以下の通りです。
6話登場キャラクター
- 虎杖悠二(いたどりゆうじ)
- 伏黒恵(ふしぐろめぐみ)
- 釘崎野薔薇(くぎさきのばら)
- 伊地知潔高(いじちきよたか)
- 岡崎正(おかざきただし)
- 岡崎正の母親
呪術廻戦6話に登場した呪術(術式)
呪術廻戦6話に登場した呪術は以下の通りです。
使用者 | 呪術(術式) |
---|---|
伏黒恵 | 玉犬 |
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【呪術廻戦】7話あらすじ・ネタバレ【虎杖VS特級呪霊】
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