呪術廻戦49話『窮屈(きゅうくつ)』の、あらすじ・ネタバレ記事となります。
ネタバレOKな人のみ、以下の内容をお読みください。
前回のあらすじ
負傷した真希と恵はパンダに連れて行ってもらい、ついに虎杖が花御の相手をすることになりました。
同行していた東堂は、「黒閃(こくせん)」を決めるまでは手を貸さないと言って、虎杖との戦いを見守ります。
「黒閃」とは、打撃との誤差が0.000001秒以内に呪力が衝突したときに生じる空間の歪みのことです、
虎杖は、最初は呪霊に対する怒りをうまくコントロールできませんでしたが、東堂に平手打ちをされて喝を入れられ、雑念を消し飛ばしてもらいました。
そして、虎杖は凄まじい集中力を発揮して、見事「黒閃」を完成させ、花御に一撃を与えることに成功したのです。
果たして、「黒閃」を受けた花御はどうなったのか、花御とのバトルはさらに熱を帯びてきました。
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【呪術廻戦】48話あらすじ・ネタバレ【虎杖がついに「黒閃」をキメる!】
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呪術廻戦49話のあらすじ・ネタバレ
「黒閃」を料理に例える
「成ったな。」
東堂は、虎杖の「黒閃」を見て、満足そうに言いました。
技を出した虎杖自身は、これが自分の呪力なのか?と、戸惑いを隠せず、攻撃した手をじっと見つめました。
そんな虎杖に、東堂は「黒閃」を料理に例えて説明します。
そもそも、今までの虎杖の呪力は、口に入れたことのない食材をなんとなく鍋に入れて煮込んでいる状態でした。
しかし、「黒閃」を経て、呪力という食材の「味」を理解した今は、呪力を扱う「シェフ」として「黒閃」を打つ前とは別次元の領域に至ったのです。
東堂は「おめでとう、超親友」と褒めてから、虎杖はこれからもっと強くなれるとエールを送りました。
そして、改めて花御の方を向き直り、「さぁ調理を始めようか」と、東堂も戦いに加わる姿勢を見せたのです。
ついに花御が本気を出す!
花御が知らされていた情報では、宿儺(すくな)の器である虎杖は、呪術師としては未熟だといわれていました。
しかし、実際に対峙した今、この2人はその他大勢の呪術師とは違うと危機感があったのです。
そこで、花御は「黒閃」を食らった腕を回復させてから、風呂敷で隠していた左手を露わにすると、「どうやら貴方達には多少本気を出した方が良さそうだ」と言って、戦闘態勢に入りました。
花御は、今まで以上の呪力を高め、巨大な樹木を一斉に2人へ向けて攻撃してきたのです。
2人は、攻撃範囲の広さに驚きつつも、樹木の上に乗って回避しますが、攻撃はまだまだ途切れることがありませんでした。
花御は、樹木に紛れて虎杖たちの背後を取ると、呪力を奪う木の実を投げつけてきたのです。
虎杖たちは花御の攻撃に気づくと、素早く避けて2人同時にカウンターを食らわせました。
2人の打撃は「黒閃」ほどの威力はないものの、確実にダメージを受けるほどのパワーで追い詰めていきます。
花御はたまらず、足場にされていた樹木をぱっと消したのです。
実は、最初に攻撃していた巨大な樹木は、実物ではなく、全て呪力で具現化したものだったのです。
虎杖たちは足場がなくなり、地面へ落下してしまいました。
共闘する虎杖と東堂
あれだけ巨大で広域な樹木を操っていたのではなく、具現化していたことを予想していなかった東堂は、やはり呪力量は特級だと実感します。
「大地のありがたみを知るといい。」
花御はそう言いながら、落下している東堂たちを串刺しにしようと更なる攻撃を繰り出しました。
すると、虎杖と東堂は目を合わせて、「ブラザー!」と声をかけると、お互いの足を地面のようにして横に跳び、なんとか花御の攻撃を回避したのです。
空中でこの攻撃を躱すとは!
花御は2人のチームワークと身体能力に息を巻きます。
戦いを楽しむ花御
戦い中、花御はかつてないほどの高揚を感じてながら、以前、真人に言われたことを思い出します。
真人は、花御に対してもっと正直になった方がいいとアドバイスしました。
花御は、戦って目的を達成することばかり考えていますが、今その過程にある「戦い」をもっと楽しむべきで、呪霊である我々は戦いの中で、欺き、誑かし、殺すことで満たされる存在で、それこそが呪霊の本能なのだと説明したのです。
また、割合は呪霊によって異なりますが、魂とは本能と理性のブレンドであり、真人は、花御の魂は少し窮屈そうに見えるといいました。
「もっと本能に従ったら、花御ってもっと強いんじゃない?」
花御は真人からの言葉に感謝しながら、呪霊としての本能を剥き出しにして、戦いを心から楽しみ、虎杖たちと闘り合います。
ついに東堂の術式を解禁する!
花御は、腕からたくさんの花を咲かせて、虎杖たちに投げつけてきました。
すると、2人はなぜか体が止まり、その瞬間を見計らって樹木で体を突き刺そうとします。
東堂はなんとか攻撃を避けて、「大丈夫か、ブラザー?」と虎杖の無事を確認すると、虎杖は「無問題」だと答えました。
東堂は、「うむ」と頷いて、これから自分の術式を解禁すると虎杖に告げて、気合いを入れ直したところで49話は終了しました。
呪術廻戦49話の登場キャラクター
呪術廻戦49話に登場しているキャラクターは以下の通りです。
49話登場キャラクター
- 花御(はなみ)
- 虎杖悠仁(いたどり ゆうじ)
- 東堂葵(とうどう あおい)
- 真人(まひと)