呪術廻戦121話『渋谷事変39(しぶやじへん39)』の、あらすじ・ネタバレ記事となります。
ネタバレOKな人のみ、以下の内容をお読みください。
前回のあらすじ
罪なき一般人を虐殺した宿儺は、遂に虎杖に身体を明け渡しました。
その罪を背負いながらも戦い続けることを決意した虎杖は、渋谷駅を目指します。
一方、渋谷駅の地下には満身創痍の七海の姿が。
力を振り絞って大量の人改造人間を倒した七海でしたが、真人が現れ殺害されてしまいます。
駆けつけた虎杖に七海が最後に遺したのは、「後は頼みます」という"呪い"の言葉でした。
虎杖は七海の遺志を胸に、真人に突撃していきます。 続きを見る
【呪術廻戦】120話あらすじ・ネタバレ【虎杖の目覚めと七海の死、そして真人戦へ】
呪術廻戦121話のあらすじ・ネタバレ
苦戦する虎杖
再び真人と相対することとなった虎杖。
変形させた人間の魂を飛ばす真人の攻撃を、難なくかわしました。
しかし、その後も真人の怒涛の攻撃はとどまることを知りません。
虎杖は徐々に劣勢になっていきます。
虎杖の背後に回り込んだ真人が放ったのは、「多重魂」と「撥体」でした。
「多重魂」は二つ以上の魂を融合させる技であり、それにより発生した拒絶反応を利用し魂の質量を爆発的に高め相手に放つ技が「撥体」です。
虎杖は、巨大な口を持ち襲ってくる魂を掴み、動きを封じようとします。
なんとか動きを止めたかと見えたところで、呪霊の口の中から真人が登場し、両手の塞がっている虎杖の顔面に強烈なカウンターパンチを喰らわせました。
顔に大きな切り傷をつくり吹っ飛ぶ虎杖に対し、真人は「もっとふんばりがきけば顔面を貫けたかな」と。
よく見ると、真人の手は虎杖を殴った衝撃で少し崩れかけているようです。
「オマエは俺だ」
変形させられ苦痛の声をあげる魂や七海の死を思い、虎杖は真人に「どうしてオマエは何度も......何人も!!人の命を玩ぶことができるんだ..!!」と問います。
これに対し、真人は「指折り数えて困り顔で殺せば満足か?次からそうするね♡」と皮肉るのみです。
更に、真人は自身の腕を吉野の顔に変形させ、その顔を貫くことで虎杖を挑発します。
そして次に口を開いた真人は、「オマエは俺だ」と断じたのでした。
真人の言動に殺意を隠せない様子の虎杖に、真人は、「そいつを認めない限りオマエは俺に勝てないよ」と続けます。
「よく喋るな、遺言か?」と怒りを募らせる虎杖でしたが、ここで頭を過ぎったのは、七海のことでした
―「ナナミンなら怒りで我を忘れるなんてヘマはしなかった」「証明しろ、俺は呪術師だ」
冷静な思考を取り戻した虎杖は再び拳に呪力を込めました。
真人の戦略
一方、真人は虎杖が次のように考えていると分析します。
虎杖に真人の無為天変は効かないため、真人が自身の魂の形を変えるのは、的を大きくするだけで得策ではない。
だから、真人の変形は削られても問題のない小さな範囲にとどまる筈であり、その変形は呪力の流れから十分先読みできる、と。
真人はこの虎杖の思考の裏をかき、魂の変形を使わず虎杖を殺そうとします。
原型のままの拳を純粋な呪力強化で最高強度にすることで虎杖の心臓を貫こうと考えたのです。
虎杖の反撃
超至近距離から拳を突き出した真人でしたが、その拳は空を切り、真人の視界から虎杖は消えてしまいます。
古武術の「膝抜き」と呼ばれる、予備動作を消す技術を応用し、真人の不意を付いたのです。
虎杖は膝だけでなく股関節、肩と抜いていき、倒れるより滑らかに真人の足元へ移動します。
そして、低い姿勢から反動を利用し、力の流れを殺さずに、躰道の「卍蹴り」を繰り出しました。
虎杖の蹴りは見事真人の頭部を捉えます。
すかさず鳩尾にも追撃する虎杖でしたが、真人は倒れませんでした。
ここで、真人は自身の左腕を茨のように変形させ虎杖への反撃を開始します。
どことなく嬉しそうな表情を浮かべる真人は、ここからがラウンド2と宣言し、121話は終わります。
呪術廻戦121話の登場キャラクター
呪術廻戦121話に登場しているキャラクターは以下の通りです。
121話登場キャラクター
- 虎杖悠仁(いたどりゆうじ)
- 真人(まひと)
呪術廻戦121話に登場した呪術(術式)
呪術廻戦121話に登場した呪術は以下の通りです。
使用者 | 呪術(術式) |
---|---|
真人 | 撥体 |
真人 | 多重魂 |
真人 | 無為転変 |