呪術廻戦120話『渋谷事変38(しぶやじへん38)』の、あらすじ・ネタバレ記事となります。
ネタバレOKな人のみ、以下の内容をお読みください。
前回のあらすじ
宿儺は「伏魔御廚子」を展開し、伏黒が呼び出した最強の式神「魔虚羅」と対峙します。
技に適応する能力を持つ魔虚羅に対し、宿儺は二種類の斬撃と火の矢を用いて魔虚羅を撃破しました。
しかし、領域内に無差別に撒き散らされた攻撃により多くの一般人が死亡。
辺り一帯は焼け野原となりました。
その場にいた呪詛師重面も術式の効果が切れたために死亡します。
宿儺は気を失っている伏黒を夜蛾と家入の元へ届け、その場を立ち去りました。 続きを見る
【呪術廻戦】119話あらすじ・ネタバレ【宿儺、大量虐殺!!】
呪術廻戦120話のあらすじ・ネタバレ
虎杖の目覚め
伏黒を医療班の元へ届け立ち去った宿儺は、「小僧、せいぜい噛み締めろ」と言い残すと虎杖と意識を交代します。
焼け野原となった渋谷の街並みと重面の死体を前に立ち尽くす虎杖。
その瞬間、宿儺が行った残虐な行為の数々が虎杖の脳裏に鮮明に蘇ります。
虎杖は罪悪感から思わず倒れ込み、嘔吐してしまいます。
続いて虎杖が思い出したのは「なんで俺が死刑なんだって思ってるよ」という自身のセリフと「オマエは大勢に囲まれて人を助けろ」という祖父の遺言。
その言葉に反して大勢の罪なき一般人を虐殺してしまった結果に、虎杖は涙をこぼし地面を掻きむしりながら「自分だけ!!死ね!!今!!」と叫びます。
そのまま放心状態となった虎杖はふいに冷静になると、「このままじゃ俺はただの人殺しだ」と再び渋谷駅に向かい戦うことを決意しました。
重傷の七海
ここで物語の舞台は渋谷駅地下へと移ります。
五条が封印されている副都心線ホームへと向かう七海でしたが、既に左半身に大やけどを負い左目も喪失しています。
これは漏瑚との戦闘で負った怪我です。
七海が地下へと向かう階段を降りていくと、そこで待ち構えていたのは真人が制作した大量の改造人間でした。
七海はおもむろに息をつくと、呪術界から離れた優雅な暮らしを思い浮かべます―「なんでもない海辺に家を建てよう」「買うだけ買って手を付けていない本が山ほどある」
マレーシアのクアンタンに住もうと、とりとめもなく思考する七海。
時折現実に意識を戻し伏黒や禪院真希、禪院直毘人らのその後を心配する様子も見せますが、意識が混濁し満足に頭が働かないようです。
自身が疲れ切っていることを悟った七海は、「もう充分やったさ」と自身を慰めるようにつぶやくと、改造人間の群れに突撃していきました。
七海、死す
人造人間の群れを討伐した七海でしたが、そこに真人が現れます。
右手を七海の胸に当て動きを止める真人に対し、七海は「いたんですか」と話しかけます。
真人は「ずっといたよ。君には何度か付き合ってもらったし、お話でもするかい」と応えますが、七海はそれには返事をすることなく脳内で灰原に語りかけます。
「私は結局何がしたかったんだろうな」「逃げて 逃げたくせにやり甲斐なんて曖昧な理由で戻ってきて」と問う七海の前に現れた記憶の中の灰原は、まっすぐ横に指を伸ばします。
七海がそちらに視線を向けると、そこに立っていたのは虎杖でした。
「ナナミン!」と叫ぶ虎杖に対し、七海は心の中で灰原との会話を続けながら葛藤します。
「駄目だ灰原」「それは彼にとって呪いになる」と何かを口にすることを拒んでいた七海。
しかし遂に「虎杖君、あとは頼みます」と虎杖に微笑んだのでした。
次の瞬間、七海の上半身は真人の手によって破裂してしまいました。
虎杖 VS 真人
全てを目にした虎杖は目を見開き「オマエはなんなんだ!!」と激昂します。
そのまま突撃する虎杖に、真人は「デケェ声出さなくても聞こえてるよ!!虎杖悠仁!!」と笑みを浮かべて叫び返し、臨戦態勢を取ります。
ここに虎杖と真人の戦闘の火蓋が切って落とされたのでした。
呪術廻戦120話の登場キャラクター
呪術廻戦120話に登場しているキャラクターは以下の通りです。
120話登場キャラクター
- 両面宿儺(りょうめんすくな)
- 虎杖悠仁(いたどりゆうじ)
- 重面春太(しげもはるた)
- 七海健人(ななみけんと)
- 真人(まひと)
- 灰原雄(はいばらゆう)
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